自動車の補償のコツ
必要な補償を優先に考える
掛金の差は何倍も違うことも
「どの保険会社で加入しても補償内容も掛金も一緒」という時代は大昔の話になってしまいました。今は、保険会社や補償内容・サービスの違いで同じ等級(契約者の事故リスクのランク)の場合でも掛金が何倍も違ってきます。
安いからお得、高いからムダ、そのようなことはなく、掛金負担が安いのは安い理由があり、高いのは高い理由があります。
問題は、加入する側がどの補償が重要で、どの補償はあまり必要ないのか、しっかり考え、加入者にとって合理的な補償商品を選ぶ必要があります。
万が一のとき、どこまで頼りにしたいのか
この補償商品も車を運転するなら必ず加入しておくべき補償商品です。
基本となる補償内容は、補償額の高い低い以外ほぼ変わりはありません。大きく違ってくるのは、基本的な補償以外の部分です。例えば弁護士費用を補てんする特約は必要か、バイク特約をつけるのか、運転者は限定したほうがいいのか、などなど・・・。
加入者の車の使用目的などで、必要かそうでないか見えてきます。更に事故のときに24時間対応してくれるのか、24時間単なる受付だけなのかなど、細かく見てみると、似ているけどまったく違う対応のところもあります。
車の関係する事故では、被害が大きくなりやすい=賠償などの被害額も大きくなりやすく、相手との裁判などのやり取りも絡んできて、一歩間違えると、生活の根幹を揺るがす可能性があります。
掛金負担を抑えることも重要ですが、最低限確保しておく補償内容・サービスもしっかり確認し、加入しておくことが最も重要です。