株式会社パルふれあいサービス
組合員、利用者本位の業務運営方針

株式会社パルふれあいサービス
2020年2月20日 制定

<基本的な考え方>

パルシステムでは、グループの理念である「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」の考え方に沿い、グループ一丸となって組合員が生涯心豊かなくらしをおくるためのサポートをしたいと考えています。
パルふれあいサービスでは、「心豊かなくらしへの備え」=「保障」と定め、保険商品によるパルシステム事業のリスクマネジメント「事業継続のための備え」と、組合員、利用者の財産を守る「自然災害や事故から家屋や家族をまもる」の2つの側面から取り組みを進めています。
保険商品の提供にあたっては、より一層取り組みを推進するために「組合員、利用者本位の業務運営方針」を作成し公表いたします。(※)

(※)本方針は定期的に見直し・公表していきます。なお、本方針における「組合員、利用者」とは、「組合員とそのご家族」「パルシステムグループおよび取引先企業とその社員」を中心とした当社顧客を表しています。

1.組合員、利用者の最善の利益の追求

私たちは、「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」を理念に掲げています。この理念に基づき、組合員、利用者が最善の利益を得られるよう保険商品とサービスをご提供していきます。

【取り組み内容】

  • 組合員、利用者が事業や生活を継続していくための保障が大切であると考え、「環境や生活の変化に耐えられる備え」をご案内の基本とし、パルシステム共済連の「パルシステムの保障商品の考え方」をベースに提案を行います。
  • 組合員、利用者の期待と信頼に応えられるよう、コミュニケーションを大切にし、当社は組合員、利用者の資産や事業が適切に守られるために必要な情報や商品のご案内を行います。
  • 専門的な知識や商品知識を習得し、組合員、利用者の意向をしっかりと把握したうえで適切なアドバイスやご提案ができるように努めています。

2.利益相反の適切な管理

私たちは、組合員、利用者の利益を害することがないよう、ご意向を優先した保険募集を行います。

【取り組み内容】

  • 保険会社からの手数料の多寡が保険商品の提案や販売に影響を与えないよう、適切に管理する態勢を整備しています。
  • 社員への教育研修を通じて、自らの利益ではなく組合員、利用者の利益を優先することを徹底しています。
  • 組合員、利用者への提案に際しては、保険料の割引がある保険商品や加入者にとって有利な制度保険を積極的にご案内しています。

3.重要な情報の分かりやすい提供

私たちは、組合員、利用者が商品を理解しやすいように、保障内容、保険料、健康告知、注意事項など重要な情報をしっかりとお伝えします。

【取り組み内容】

  • 当社の組合員、利用者への保険募集は基本的に非対面での募集となることから、組合員、利用者が保障商品を理解しやすいように、カタログやホームページ等募集関連資材の視認性を高めるなどの工夫に努めています。
  • 組合員専用の商品や組合員であると割引が適用される商品は、その特長を募集関連資材にわかりやすく表記していきます。
  • 組合員、利用者への募集チラシにおいては商品の特徴のみならず、契約時に注意すべき事柄や災害への注意喚起、等の情報提供を積極的に掲載しています。

4.組合員、利用者にふさわしいサービスの提供

私たちは、組合員、利用者の事業内容、年齢や特性に合わせて、わかりやすく丁寧な説明を行います。また、保険商品の提供にとどまらず、講演会・学習会等を通じて「防災・予防等」につながる活動も行っていきます。

【取り組み内容】

  • 多様化する組合員、利用者の生活形態も考慮し、24時間いつでも加入申し込みができるインターネット加入商品のラインナップの拡充を図っています。
  • 組合員、利用者からの声(苦情、ご意見、感謝等)を収集のうえ、内部会議で共有し、業務改善などに活かしています。
  • 組合員、利用者からの問い合わせを顧客管理システムにて一元管理し、次回以降の対応をどの募集人が担当しても応対できる態勢をとっています。
  • 多様化する事業リスクに関するセミナー紹介や自動車事故削減のための講習会の開催支援、自然災害や熱中症予防に関する講習会案内等、役立つ情報を積極的に提供しています。
  • パルシステム共済連通信を発行し、「健康・予防」「防災・減災」「事故防止」や保障に関する情報を定期的に組合員に提供しています。

5.社員に対する適切な動機付けの枠組み

私たちは、社員が理念及び本方針を正しく理解し行動できるよう、教育研修に取り組んでいきます。また、適正な業務運営ができる体制を構築します。

【取り組み内容】

  • 組合員、利用者からの問い合わせに対し保障の専門家として的確におこたえできるよう、パルシステムグループ内での各種研修をはじめ、外部研修、OJTにより、社員のモチベーションとスキルを高めています。
  • FP(ファイナンシャルプランナー)や上位募集人資格取得など、保険募集時に周辺知識として役立つ資格の取得を奨励しています。
  • また社員のFP資格取得、上位募集人資格取得のための教材費用、受験費用を組織負担にするなど、資格取得に向けた環境を整備しています。
  • 社員の評価においては、営業実績以外にも業務品質やコンプライアンスの取り組み項目を入れるなど、業績に偏った評価とならないようにしています。
  • 専任の内部監査スタッフにより、事業部門に対して監査計画に基づいた監査を実施し、業務品質向上に努めています。

6.改廃

本方針の改廃は、取締役会の決議により行います。

7.所管

本方針の所管は事業部門とします。

8.附則

本方針は、2020年2月20日から適用します。

ご参考:金融庁顧客本位の業務運営に関する原則と株式会社パルふれあいサービス方針の対応関係

金融庁が公表している金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則(以下、原則)」と株式会社パルふれあいサービスの「組合員、利用者本位の業務運営方針」の対応結果は以下の通りです。

金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」 株式会社パルふれあいサービス 保険代理業における組合員本位の業務運営方針
基本的な考え方 1.組合員、利用者の最善の利益の追求 2.利益相反の適切な管理 3.重要な情報の分かりやすい提供 4.組合員、利用者にふさわしいサービスの提供 5.社員に対する適切な動機付けの枠組み
原則2 顧客の最善の利益追求
(注1)
原則3 利益相反の適切な管理
(注1)
原則4 手数料等の明確化 非該当 ※1
原則5 重要な情報のわかりやすい提供
(注1)
(注2) 非該当 ※2
(注3)
(注4)
(注5)
原則6 顧客にふさわしいサービスの提供
(注1)
(注2) 非該当 ※2
(注3)
(注4)
(注5)
原則7 従業員に対する適切な動機付けの枠組み等
(注1)

※右にスライドすると表の続きが見れます。

  • 「金融庁 顧客本位の業務運営に関する原則」については、金融庁HPをご覧ください
    https://www.fsa.go.jp/policy/kokyakuhoni/kokyakuhoni.html
  • 1:原則4については顧客から手数料を徴収していないため非該当。
  • 2:原則5 注2 ・ 原則6 注2 については、複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨していないため非該当。

組合員、利用者本位の業務運営方針における評価指標(KPI)

㈱パルふれあいサービスでは、2020年2月に「組合員、利用者本位の業務運営方針」を作成し、その取り組みについて客観的に評価ができるように、以下の評価指標(KPI)を設定しています。定期的に業務運営の状況について検証・見直しを行い、より一層ご満足いただけるように、組合員、利用者本位の業務運営の推進に取り組んでまいります。

  • (1)組合員、利用者アンケート結果
  • (2)組合員、利用者からの声
  • (3)【法人向け】事業リスク、事故削減、予防に関する講習会等の情報提供
  • (4)【組合員向け】「健康・予防」、「防災・減災」等の情報提供
  • (5)上位資格取得状況

【評価指標(KPI)の結果】
◇2023年度
(2023年4月1日~2024年3月31日)

◇2022年度
(2022年4月1日~2023年3月31日)
◇2021年度
(2021年4月1日~2022年3月31日)

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