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家族の健康レシピ
1月の家族の健康レシピ
身近な香辛料&柑橘類で
つらい冷え性を改善!
冷えの原因は血行不良。食べてからだの中から改善を!
寒い冬もまだまだ中盤。「手足が冷たい」「からだが芯から冷えてつらい」など、冷えに悩まされる人が多くなる時季です。たくさん着込んだり、部屋を暖めれば一時的に和らぐこともありますが、冷え性は血行不良などからだの内側に原因があるので、体内からしっかり改善していくことが大切。今回紹介するのは、血流を促進しからだを中から温める「ショウガオール」、交感神経を刺激して代謝をよくし、冷えや血行不良を改善する「カプサイシン」と「ヒぺリン」、末端まで血液をめぐらせて手足の冷えをとる「ヘスペリジン」です。毎日の食事に上手に取り入れてからだを温め、寒い日も背筋を伸ばして元気に外を歩きましょう。
しょうがなど、辛みのある身近な香辛料を活用!
「ショウガオール」はその名の通りしょうがに含まれ、加熱により増加する成分。「カプサイシン」は唐辛子などに、「ヒぺリン」はこしょうに含まれる辛み成分です。いずれも身近な香辛料なので、いろいろな料理に手軽に加えられて使い勝手も◎。辛いものが苦手な人や子どもには、柑橘がおすすめです。皮と実の間の白い部分に「ヘスペリジン」が豊富に含まれるので、みかんなどは筋をあまりとらずに食べましょう。柑橘のピールなども有効です。
- 【冷え性改善によい成分と食材】
[ショウガオール]
しょうが(乾燥、または加熱したもの)
[カプサイシン]
唐辛子、ししとう
[ピぺリン]
こしょう
[ヘスペリジン]
柑橘類(皮の白い部分)
加熱や食べ合わせによる損失がないので、食べ方はお好みで。
紹介した4つの成分は、いっしょに食べても別々に食べても効果は同じ。また、加熱やほかの食材との食べ合わせによる損失もほぼないので、調理の仕方は自由自在。ただし、「カプサイシン」の唐辛子だけは、とりすぎると胃壁を荒らすので、注意しましょう。
豚ひき肉としょうがのサンラータン
- 監修
清水加奈子さん
フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う