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ピンクリボン運動
2020年開催報告
タレント・矢方美紀さんによる特別講演会を開催しました。
乳がん特別講演会「前を向いて一歩ずつ。
~AYA世代(思春期・若年成人 15歳~39歳)のがんを知ろう~」
2020年11月14日(土)、タレントの矢方美紀さん(元SKE48)をお招きし、静岡県静岡市にて乳がん特別講演会を開催しました。
パルシステムグループではピンクリボン運動を応援しています。
パルシステムグループでは、健康づくりや疾病予防、早期発見を「健康維持活動」と位置づけて全体で取り組んでおり、会員生協とともにピンクリボン運動(※)を進めています。
その一環として2020年11月14日(土)、静岡県静岡市のMIRAIEリアン コミュニティホール七間町において、乳がん特別講演会「前を向いて一歩ずつ。~AYA世代(思春期・若年成人 15歳~39歳)のがんを知ろう~」(共催:パルシステム静岡/パルシステム共済連 たすけあい活動委員会)を開催しました。
例年、多くの方に参加いただいている講演会ですが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場での参加者を収容人数の半分以下に抑え、その代わりに、会場以外でもご覧いただけるよう、初の試みとして講演会の様子をYouTubeでライブ配信しました。
がんについて学び、前向きに考える。
25歳のときに乳がんと診断された矢方美紀さん。講演会では乳がん発見のきっかけになった出来事から受診、治療法の検討と決断などについて静かに話しはじめました。
矢方さんはそれまで大きな病気をしたことがなく、乳がんの告知を受けた瞬間は驚きすぎて泣くことすらできなかったとのこと。さらに、がんが見つかったことで短い期間に治療法や手術法など、さまざまな選択をしなければならないことを知ったそうです。
また、乳がんそのものの治療についてだけではなく、病気・治療と仕事の両立について、AYA世代ががん治療をする際に直面する「妊よう性(妊娠するための力)」と自分が将来子どもを持つことについてなど、乳がんに罹患してから知り学んだこと、それに対して感じたこと、悩みながらも決断したことなどをていねいに話す姿と、その前向きな考え方が印象的でした。
映画で知識を深めました。
講演会の後は休憩を挟み、ドキュメンタリー映画「がんになる前に知っておくこと」を鑑賞しました。
この映画は、ひとりの女性ががん治療の専門医や医療従事者、がんサバイバーと対談を重ねることで、がんについての基本的な知識を学んでいく様子を綴ったもの。映画内の女性と同じように、医師や看護師、がん経験者による解説や談話に触れることで、がんに対する知識を深めました。
セルフチェックの大切さを動画で呼びかけ。
講演会と映画上映会の間には、乳がんのセルフチェック方法を映像で紹介しました。映像では、パルシステム共済連の職員とコーすけが、セルフチェックを行うタイミングやしこりの見つけ方について具体的に解説。早期発見の大切さを訴えました。
これからもパルシステム共済連のたすけあい活動委員会では、コロナ禍において、オンラインを中心に特別講演会を開催する予定です。開催についてはホームページなどでお知らせ致します。
- ※ピンクリボン運動=乳がんの正しい知識を広め、検診の早期受診推進などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン。