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災害時お見舞い訪問活動
台風による被害
パルシステム共済連は台風15号・19号被災地で
共済金請求のための訪問活動を行いました
パルシステムとパルシステム共済連は、昨秋に甚大な被害をもたらした台風15号、19号で被災された組合員へのお見舞いと、CO・OP共済《たすけあい》住宅災害保障の共済金手続きのご案内のため、2019年9月~11月にかけて千葉、埼玉、茨城、福島の各所へ職員が直接うかがう訪問活動を行いました。
訪問先ではお見舞いの言葉をかけるとともに、今回の被害が住宅災害保障の対象となる可能性があることを説明。家庭ごとに被害の状況を聞いてその場で被害状況の査定を行うなど、組合員がスムーズかつ迅速に共済金の請求ができるようお手伝いをしました。
被災地では修理業者の対応が順番待ちとなっていることもあり、訪問時には被害額が確定していないため共済金請求の手続きができるのが後日となる家庭も多く、パルシステム共済連では引き続き、ダイレクトメールの配付等で被災した組合員のサポートを続けています。
地震による被害
東日本大震災
2011年3月11日東日本大震災が発生しました。震災直後には被災地の生協を中心に、全国各地から組合員宅訪問のために多くの職員が集まりました。被災地への緊急物資のお届けや商品の供給事業、多岐にわたるボランティア活動に加え、CO・OP共済加入者への異常災害見舞金申請のための訪問を行い、多くの感謝・激励の言葉をいただきました。
パルシステムからも多くの職員がかけつけ、1人でも多くの組合員に、少しでも早く共済金や異常災害見舞金をお届けしたいという思いで、組合員宅を訪問しました。お会いできた組合員さんからは、悲しみの声や不安の声をたくさんうかがいました。そんな中での思いがけないお見舞金に、本当に喜んで話を聞いていただく場面もありました。お渡しした封筒の中には、全国の組合員さんや生協職員から寄せ集められた折鶴が入っていることを告げると、涙ぐまれる方もいらっしゃいました。
この活動は「誰かが困ったときにはみんなで助け合う」という、CO・OP共済のたすけあいの心が表れています。CO・OP共済は今後も最後のおひとりまで共済金や異常災害見舞金の請求についてお知らせし、確実にお支払いするための取り組みを続けていきます。
熊本地震
2016年4月14日に熊本県で最大震度7を観測する地震が発生しました。余震も複数回にわたり発生し、熊本県や大分県に大きな被害をもたらしました。パルシステム共済連は職員2名を現地に派遣し、日本コープ共済連や全国の生協と協力し、共済に加入している組合員宅を訪問し、お見舞金の請求手続きのご案内をしました。
訪問活動ではより多くの組合員とお会いし、お見舞金の請求手続きをご案内する必要がありますが、訪問活動を行う中で、1人でも多くの組合員に直接災害時のお話を聞き、対話をすることで元気づけることが最も重要だと訪問活動を通じて感じました。
その他の災害による被害
2012年5月6日茨城県つくば市北條エリアで竜巻が発生し、大きな被害をもたらしました。パルシステムでは災害からおよそ10日後、お見舞い訪問活動のため被災地を訪れました。現地は幅100メートルに及ぶ竜巻の通り道が生々しく残っており、家財がほとんど飛ばされてしまったお宅や、中には柱だけしか残っていないお宅もありました。
CO・OP共済《たすけあい》は、住宅災害に対して共済金をお支払いできる場合があります。このことをご存知ない方も多く、お見舞い訪問によってお役に立つことができました。今後災害があった際も、お見舞い訪問活動を行い組合員さんのお役に立ちたいと考えています。
2013年9月2日千葉県、埼玉県越谷市で竜巻が発生しました。竜巻は北東に進み、千葉県野田市まで達し、広範囲にわたり被害が及びました。パルシステムでは9月10日に埼玉県と千葉県にて、お見舞い訪問活動を行いました。幸い、お会いできた方のご自宅は、比較的被害が小さい状況でしたが、訪問した地域では屋根や壁がブルーシートで覆われている住宅が多くありました。風で飛ばされ、お子さまがケガをしたという組合員さんもいらっしゃいました。
被害が小さく住宅災害共済金の対象とならない場合には、お見舞いのタオルをお渡しし、《たすけあい》の保障内容をお伝えしました。お会いできなかった組合員さんには、お電話やお手紙で被害がなかったかどうかの確認を行い、共済金のご請求もれがないようお知らせを続けました。
2015年9月の関東・東北豪雨により、2015年9月10日に茨城県を流れる鬼怒川が決壊し、茨城県常総地区を始め広範囲にわたって大きな被害をもたらしました。パルシステム共済連は日本コープ共済連とパルシステム茨城と協力し、2日間で49件のCO・OP共済の加入者宅を訪問しました。
道路の脇にあるガードレールは倒れ、住宅の壁面や塀には水の跡がくっきり残っている様子は自然の怖さを物語っていました。お会いできた組合員にはその場で共済金の手続きをご案内し、請求書類を記入していただきました。「まさかこんなことが起こるとは思わなかった」という組合員が多く、災害の恐ろしさ、備えの大切さを感じる訪問となりました。