- ホーム >
- パルシステムの健康・おうえんナビ >
- 3月の家族の健康レシピ
パルシステムの健康・おうえんナビ
家族の健康レシピ
ポリフェノール類、ビタミンなどが豊富です。
菜の花やセロリなど、春の野菜といえば香りや苦みに特徴のあるものが多いですが、せりもその一つ。せりには「ケルセチン」や「オイゲノール」といった、香りや苦みの成分となるポリフェノール類が豊富です。これらの成分には抗酸化作用やリラックス作用があり、からだの免疫ケアに役立つとされています。
せりには、ほかにもビタミンAやビタミンC、腸内環境を整える食物繊維など、免疫力に関わる栄養素が多く含まれています。花粉症やストレスなど、からだに不調を感じやすい季節に取り入れたい食材といえるでしょう。
春のほてりを鎮め、巡りを整えるとされています。
薬膳の世界において、春のからだはさまざまなストレスを受けやすいとされています。せりにはストレスの影響でこもってしまう熱を冷ます「清熱(せいねつ)」や「涼血(りょうけつ)」の作用のほか、ストレスによって真っ先に影響を受ける「肝(かん)」の働きを正常に保ってめまいなどを落ち着かせる「平肝(へいかん)」の作用もあるとされています。また、冬の間にため込んだ余計な水分などを排出する「利水(りすい)」などの作用も。ほてりを鎮め、巡りを整えることは免疫力を養うことにつながるとされています。そのため、薬膳が盛んな中国や韓国においても、せりは欠かせない食材となっています。
【せりの主な栄養素・栄養成分】
葉酸…ビタミンB12と共に補酵素として赤血球造成に関わる
ビタミンC…抗酸化作用があり、免疫ケアにつなげる
ビタミンA(β-カロテン)…抗酸化作用があり、皮ふや粘膜を健やかに保つ
ビタミンK…骨の形成に関わる
鉄分…赤血球の成分となり、全身に酸素を運ぶ
銅…ヘモグロビン合成に関わる、コラーゲン生成に関わる
食物繊維…腸内環境を整え、免疫ケアにつなげる
ポリフェノール(ケルセチン、オイゲノールなど)…抗酸化作用がある
【せりの薬膳における主な効能】
清熱(せいねつ)…余分な熱を冷ます
利水(りすい)…余分な水の排出を促す
涼血(りょうけつ)…血熱(けつねつ=血に熱がこもり、鼻血やにきびなどが出やすくなる)を冷ます
止帯(したい)…帯下(たいげ=おりものなど)を止める
平肝(へいかん)…「肝(かん)」の働きを正常にして、めまいや耳鳴りなどをやわらげる
冬はよく洗って根もいっしょに。春は葉や茎をサラダ感覚で。
せりの香りや苦み成分は根に多く含まれているとされているので、よく洗って根ごと食べるのがおすすめです。根付きは冬せりと呼ばれ、きりたんぽ鍋やせり鍋などには根付きのまま使われます。一方、春のせりはやわらく、香りが一段と豊かになるため、茎や葉を使ってお浸しやナムルにするのもよいでしょう。加熱を短時間にとどめれば、シャキシャキの食感やさわやかな香りを堪能できます。
一般的に冬せりは9~3月、春せりは4~5月とされています。出荷の切り替えを迎える時季ですので、さまざまな食べ方を楽しんでみてください。
今月のおすすめレシピ
- 栄養情報の監修 清水加奈子さん
フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う。





