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家族の健康レシピ
3月の家族の健康レシピ
発酵食品に注目!
腸内環境を整える
“菌活”でデトックス
腸内の菌を増やし、よい状態にする菌活。
春の訪れとともに、寒い冬にため込んだ余分な老廃物をすっきりからだの外に追い出しましょう! そのためには、まず腸内の環境を整えることが大事です。腸内にはさまざまな菌があり、その中の善玉菌を増やしてよい状態にすることで、老廃物などが排出されやすくなるのです。腸が自力で菌を増やすことはできないので、食物からいかに菌を摂取するかがポイントになります。今回はデトックスに効果的な乳酸菌、こうじ菌、納豆菌の3つの菌を紹介します。
乳製品や納豆、漬け物。発酵食品は菌の宝庫。
乳酸菌は、乳製品や漬け物、乳酸飲料などに含まれ、腸内でビフィズス菌が生息しやすい環境を作ります。納豆菌は、その名のとおり納豆に含まれ、腸内の善玉菌を増やす強い整腸作用があります。こうじ菌は、みそやしょうゆ、塩こうじなどの調味料、甘酒や粕漬けなどに含まれ、善玉菌を優位にするはたらきがあります。いずれも、菌のエサとなる食物繊維をあわせてとると、より排出が促されます。
【菌活におすすめの発酵食品】
- ヨーグルト(乳酸菌)
- フレッシュチーズ(乳酸菌)
- キムチ(乳酸菌)
- ぬか漬け(乳酸菌)
- 甘酒(こうじ菌)
- 塩こうじ(こうじ菌)
- 納豆(納豆菌)
複数の菌を、毎日続けてとることが大切。
菌によって、十二指腸、小腸、大腸のどの部位でどのようなはたらきをするかが違うため、いろいろな菌をバランスよく、毎日続けてとるようにしましょう。乳酸菌と納豆菌のようにいっしょにとると効果が高まるものもあり、菌どうしの相乗効果も期待できます。調理の際は、加熱時間をなるべく短めに。また、胃酸が強いと菌が死滅してしまうため、空腹時は避けて食べるようにしましょう。
今月のおすすめレシピ
- 栄養情報の監修
清水加奈子さん
フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う