家族の健康レシピ

1月の家族の健康レシピ

つら~い冷え性には、
血行を促進し、ホルモンバランスを
整える「ビタミンE」が効果的!

冷えは万病の元! 放っておくと肌荒れや腰痛の原因に。

寒さもいよいよピークを迎え、からだの冷えに悩む人が増えてくる時季ですね。冷え性とは、血行不良で手足などからだの末端が冷たくなることをいいます。また、ストレスなどによる自律神経の乱れで、血管や心筋が失調し、からだの中心から冷えてしまうことも。いずれの場合も、放っておくと新陳代謝が低下し、肌荒れ、肩こり、腰痛、むくみ、便秘など、さまざまな症状を引き起こすので、早めの対策が必要です。冷え性が女性に多いのは、男性より熱を生み出す筋肉の量が少なく、月経や出産、更年期などの影響でホルモンバランスが乱れやすいため。対策には、血行不良とホルモンバランス、両面からの改善が期待できる「ビタミンE」がおすすめです。

血流をよくし、からだの不調を改善するビタミンE。

ビタミンEは、かぼちゃ、ナッツ類、いわし、鮭などに多く含まれ、末梢神経を広げて血行を促進し、自律神経を整える働きがあります。血行がよくなることで、肩こりや腰痛なども改善。また、ホルモンの分泌を促進し、ホルモンバランスの乱れを整える働きもあるので、どのタイプの冷え性にも効果的です。

【ビタミンEを多く含む食材】(100gあたり)

  • かぼちゃ 4.9mg
  • アーモンド 28.8mg
  • ピーナッツ 10.6mg
  • いわし 2.5mg
  • いわし油漬け(オイルサーディン) 8.2mg
  • 鮭 3.4mg
  • 子持ちカレイ 2.9mg
  • たらこ 7.1mg
  • 参考資料:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

【摂取量の目安(1日あたり)】
成人男性 6.5mg / 成人女性 6.0mg

オリーブオイルやひまわり油で調理すれば、効果アップ!

ビタミンEは、油との相性がよいのが特徴。吸収がアップし、コクが出ておいしくなります。油のなかでも、同じくビタミンEを含むオリーブオイルやひまわり油で調理すれば文句なしです。

今月のおすすめレシピ

たくさん着込むよりも、からだのなかから冷えをとるのがいちばん♪

『かぼちゃの濃厚ポタージュ風』など、おすすめのレシピはこちらでチェック!

 

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  • 注文回によっては食材の企画がないこともあります。
  • 栄養情報の監修
    清水加奈子さん

フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う

 

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