家族の健康レシピ

12月の家族の健康レシピ

野菜を食べて冬も元気!
ポリフェノールで免疫力アップ

活性酸素を除去し、細胞を若々しく保つポリフェノール

12月になると、寒さがぐんと増してきますね。この時季、風邪などをひきやすくなるのは、気温が下がるとともに私たちのからだの免疫力も低下してしまうから。免疫力を高め、冬を元気に過ごすために、ぜひとりたいのが「ポリフェノール」です。ポリフェノールは、植物が光合成でつくる糖分の一部が変化したもので、細胞を老化させる活性酸素を除去するはたらきがあります。細胞が若々しくあれば、それだけ免疫力も高まります。ポリフェノールが含まれる食品をしっかり摂取して、寒さも菌もはね返す元気なからだを作りましょう!

身近な食品が多いから、毎日の食事に取り入れやすい

ポリフェノールは、じつはほとんどの植物(主に野菜)に含まれています。なかでも多く含むのが、大豆製品や、れんこんなどの根菜、春菊などの香味のある野菜、ごまなど。いずれも抗酸化作用があり、摂取することで肝機能改善などさまざまな効果があります。しょうがやココアも、殺菌や血行促進など、免疫力アップに欠かせない効果が。以下を参考に、取り入れやすいものから毎日の食事にプラスして行きましょう。

【ポリフェノールを多く含む食材】
(※カッコ内はポリフェノールの名称)
(※◎=効果が高い、○=効果がある)

抗酸化 肝機能改善 殺菌 血行促進
大豆製品
(大豆サポニン、大豆イソフラボン)
れんこん
(レンコンポリフェノール)
春菊、えごま
(ルテオリン)
しょうが
(ショウガオール)
ごま
(セサミン、ゴマリグナン)
ココア、チョコレート
(カカオポリフェノール)

貯蓄はできないので、毎日、毎食ごとにとるのが大事

ポリフェノールは、摂取してから30分ですぐに作用し始めるものの、その効果が持続するのは2〜3時間とされています。貯めておくことはできないので、毎日、毎食ごとにしっかりとる習慣をつけましょう。多く含まれる食材をとるのが理想的ですが、毎食そうできなくても、前述のとおりほとんどの野菜にポリフェノールが含まれているので、まずは「毎食欠かさず野菜を食べること」を心がければ大丈夫です。

今月のおすすめレシピ

無理なくおいしくポリフェノールがとれるメニューがいっぱい♪

『ゆで豚と春菊の香りサラダ』など、おすすめのレシピはこちらでチェック!

 

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  • 注文回によっては食材の企画がないこともあります。
  • 栄養情報の監修
    清水加奈子さん

フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う

 

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