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家族の健康レシピ
11月の家族の健康レシピ
乾燥による肌荒れにビタミンA!
代謝を活発にし、なめらかな肌へ
化粧品に頼るより、食べてからだの中から美肌に!
日増しに寒くなり、空気の乾燥とともにカサカサ・肌荒れが気になる時季ですね。化粧水やオイルで外からうるおすことばかり考えがちですが、食事でしっかり栄養をとり、からだの中から肌を丈夫にすることがじつはとても重要。肌のターンオーバー(新陳代謝)は、通常28日サイクルですが、年齢を重ねるにつれて不規則になり、老廃物がたまって肌トラブルの原因になります。乾燥などのダメージも受けやすくなるので、そうなる前に、「ビタミンA」を食事にとり入れて内側からケアするのがおすすめです。
うるおいのあるなめらかな肌は、正常な代謝から
ビタミンA(β-カロテン)は、緑黄色野菜やレバー、うなぎ、銀だらなどに多く含まれる抗酸化ビタミン。皮膚のターンオーバーを活発化させ、うるおいのあるなめらかな肌へ導きます。活性酸素からからだを守るはたらきがあるので、肌の老化防止にも効果的です。ビタミンAだけでも有効ですが、加えてとりたいのが「鉄分」。鉄分と肌荒れ、いっけん関係ないように思えますが、鉄分が不足すると血流が悪くなり、肌の乾燥を引き起こすので要注意です。
- 【ビタミンAを多く含む食材】
人参、ブロッコリー、かぼちゃ、小松菜、のり、レバー、銀だら、うなぎ、ほたるいかなど
- 【鉄分を多く含む食材】
大豆製品、あさり、しじみ、レバーなど
おひたしより炒め物。油といっしょにとると効果的
ビタミンAは油といっしょにとると吸収がよくなるので、たとえば野菜ならおひたしよりは炒め物、油を使ったあえものなどがベター。食べてすぐに肌荒れが改善されるというより、継続することで効果を発揮するので、毎日とるように心がけましょう。鉄分はたんぱく質といっしょにとると◎。カフェインが吸収を妨げるので、食事の前後にコーヒー・紅茶などは控えて。
今月のおすすめレシピ
砂漠のようなカサカサ肌になる前に! この時季の美肌の決め手は「ビタミンA」♪
『里芋とブロッコリーのとろ~りチーズ焼き』など、おすすめのレシピはこちらでチェック!
- 栄養情報の監修
清水加奈子さん
フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う