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家族の健康レシピ
2月の家族の健康レシピ
いまから予防が効果的。
青魚を食べて、花粉をブロック!
花粉が飛び始める前に!予防対策は早いほど効果的
そろそろ花粉が気になり始める時季。花粉症とは、からだの免疫機能が花粉に過剰反応することで起こるアレルギー症状の一種です。鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどが主な症状で、ひどくなると熱やだるさ、集中力の低下など、さまざまな不調が現れることも。花粉に体調や生活リズムを乱されないためには、とにかく早めに予防することが大事です。そこで有効なのが、アレルギー症状の炎症を抑える「EPA・DHA」と、免疫機能を正常に保つ「ビタミンB6」。これらを豊富に含む食材をとることで、花粉に負けない強いからだづくりを心がけましょう!
青魚は「EPA・DHA」「ビタミンB6」を含みます
「EPA・DHA」は青魚やうなぎに含まれる多価不飽和脂肪酸で、「ビタミンB6」は青魚や紅鮭、赤ピーマン、さつまいも、玄米などに含まれます。つまり、両方を効率よくとれる食材は「青魚」。ぶり、まぐろ、いわし、さば、あじ、さんまなど、身近に手に入るのも青魚のよいところ。調理法も和洋いろいろ楽しめるので、花粉症予防を機に、魚料理のレパートリーを増やすのもおすすめです。同じたんぱく質でも、肉はとりすぎるとアレルギー症状を悪化させるので、この時季はとくに「肉より魚」と覚えましょう。
- 「EPA・DHA」「ビタミンB6」を含む青魚
ぶり、まぐろ、いわし、さば、あじ、さんま
- 青魚以外で「ビタミンB6」を含む食材
鶏ササミ、紅鮭、ひらめ、赤ピーマン、さつまいも、にんにく、バナナ、柿、玄米
青魚は「脂を落とさず」。辛い味付けも花粉予防にはNG
青魚は、できるだけ脂ごととるのがポイント。脂が落ちてしまう網焼きなどは避け、たとえばフライパンで野菜といっしょに焼き、脂も余さず食べられるようなメニューがよいでしょう。また、唐辛子などは鼻の粘膜に刺激を与えて鼻づまりを悪化させることがあるので、辛い味付けも避けましょう。
ぶりと大根のガーリックブロッコリーソテー
- 監修
清水加奈子さん
フードコーディネーター・管理栄養士・国際中医薬膳師。調理、スタイリングからカロリー計算されたレシピの作成、アイデアレシピの提案、栄養関連の監修などを行う